ニュース

警察庁の楠長官が福島第一原発を視察 テロ対策にあたる警備部隊も激励 福島県への特別出向は継続の考え

警察庁の楠長官が福島第一原発などを視察した。

警察庁の楠芳伸(くすのきよしのぶ)長官は12月3日福島第一原発を訪れ、原発敷地内の警備状況などを確認した。その後、テロ対策などの警戒にあたる警備部隊を激励した。
楠長官は「(部隊員が)士気高く、緊張感を持って任務にあたっていること、それから警察部隊が事業者の皆様方と緊密に連携しながら、警戒警備にあたっているということを確認することができまして、大変心強く思っているところでございます」と話した。

震災後、全国の警察から福島県に派遣される特別出向について、楠長官は「良好な治安の確保こそが、被災地域の復興の礎である」として、継続する考えを示した。

楠長官が福島県内を視察するのは、就任後初めて。