津波注意報再び 12日に発生した青森県東方沖を震源とする地震 大きな地震に備える1週間、改めて確認を
青森県東方沖を震源とする地震が12月12日正午前に発生し、北海道から宮城県までの沿岸部に、津波注意報が一時発表された。福島県内で被害は確認されていないが、福島県の沿岸部には現在も後発地震注意情報が発表されている。改めて備えを確認してほしい。
■福島では最大震度3
12月12日午前11時44分ごろ、青森県東方沖を震源とする地震が発生し、福島県内では桑折町・国見町・南相馬市で震度3を、福島市など広い範囲で震度2を観測。
北海道から宮城県までの沿岸部に津波注意報が一時出されたが、県内に被害などは確認されていない。
気象庁は会見で「北海道三陸沖後発地震注意情報の防災対応を取る期間になっていますので、大地震への備え等の確認を行っていただきたい」と呼びかけた。
■後発地震注意情報が発表中
8日夜に、青森県東方沖で発生したマグニチュード7.5の大きな地震。
気象庁は、大きな地震の発生確率が相対的に高まったとして、県内の沿岸部を含む太平洋沿岸に、「後発地震注意情報」を初めて発表した。
1週間程度は特に大きな地震の発生への備えが呼びかけられている。
具体的には、非常用グッズを近くに置くなど、すぐに避難できる態勢で就寝。非常持ち出し品を常に携帯することなどが大切になる。改めて"備え"を確認してほしい。
















