12月11日に福島県福島市の「かぜの子学童クラブ」で開かれたのは、福島ユナイテッドFCによるワークショップ。チームが福島市内に建設を目指す、新たなスタジアムへ関心を持ってもらおうと初めて行われた。

コンセプトは「みんなでつくるスタジアム」。スタジアムの中や周辺にどんな空間ができたら良いか。田中雄大選手の呼びかけに、子どもたちも夢中で鉛筆を動かした。
「高級ホテル」や「握手会の広場」という声も聞こえるなか、友達とも相談しながら自由にどんどん発想を膨らませていた。

参加した子どもからは「みんなの笑顔が見れるスタジアムになって欲しい」「新スタジアムでみんなでサッカーの試合したい」との声か聞かれた。

田中雄大選手は「スタジアムに行きたいとか、この選手応援したいとか思ってもらえることが、一番の原動力になっている。そういった機会をもっとこれからも増やしていけたら」と語った。

福島ユナイテッドFCは、今後も市内各地でワークショップを続けながら子どもたちのアイディアを参考にしていきたいとしている。