補助金を不正利用 富岡町がNPO法人の代表などを提訴へ 補助金477万円の返還求める 福島
福島県富岡町は補助金を不正に利用したとして、川内村のNPO法人の代表などを提訴することを決めた。
富岡町が補助金の返還を求めて提訴するのは、ツツジの再生事業を担っていた「NPO法人元気になろう福島」とその代表を務める本田紀生(ほんだのりお)理事長。
富岡町によると、このNPO法人は2024年度と2025年度に交付された補助金合わせて約477万円を別の事業の支払いなどに利用。本来支払うべきであるツツジの植栽を委託した業者への代金や人件費が未払いになっているということだ。
町に提出された完了報告書には、偽造された人件費の領収書が添付されていて、富岡町は有印私文書偽造の疑いで刑事告発する方針。
富岡町によると、NPO法人とは10月末から連絡が取れなくなっているという。














