ニュース

福島県内でブドウの"リーフロール病"初確認 糖度や食味への影響注視

福島県は1月29日、県内で初めてブドウの"リーフロール病(ブドウ葉巻病)"が確認されたとして、県病害虫防除所が「病害虫発生予察情報 特殊報」を発表したと公表した。

県病害虫防除所によると、2025年11月上旬に浜通りのブドウほ場で、葉に紅葉症状が見られ、葉が裏側に巻いている症状(葉巻症状)が確認された。国の機関が検査したところ、ブドウの"リーフロール病"と判明したという。
果実の被害への影響については、顕著な場合と比較的軽度な場合があるといい、影響が顕著な場合、糖度が低くなったり、食味や着色が劣ったりするなどの懸念があり、成熟も1週間から10日ほど遅れがちになるという。
現時点で当該のほ場以外への広がりは確認されていない。

ウイルスによるもののため効果がある農薬はないということで、県はブドウ生産者に対し、ウイルスを媒介することが確認されているカイガラムシ類の防除を徹底したり、無毒化された苗木を導入するなどの防除対策を呼びかけている。