スノボ・ビッグエア全日本選手権 金メダリストの弟妹もすごかった 木村悠斗・村瀬由徠が優勝
『ビッグエア』・・・巨大なジャンプ台から勢いよく飛び出し、空中での回転やひねり、板をつかむグラブなど、華麗にダイナミックに多彩な技を繰り出し、テクニックの難易度や高さなどを競う。
日本はミラノ・コルティナ五輪で男子が金・銀を獲得。さらに女子も金メダルを獲得し、この種目で圧倒的な存在感を放った。
オリンピックの興奮と感動の余韻が残るなか『ビッグエア日本一』を決める舞台は福島県磐梯町へ。
男女合わせて31人が出場し、このうち5人がオリンピアンとなった。
注目は、ネコママウンテンをホームゲレンデとする荻原大翔選手。
『スピンマスター』の異名を持つが、オリンピックの決勝ではケガをし悔しい結果に終わった。
大会前日の記者会見で荻原選手は「全日本選手権はしっかり100%を出して、メダリストたちを滑りでけちらしたい」と語っていた。
迎えた決勝...3本のうち異なる回転方向のベスト2本の合計スコアで順位が決まる。
予選をトップで通過した荻原選手は、1本目で5位となり巻き返しを狙うが、続く2本目、3本目も本来の力を出すことはできなかった。
荻原大翔選手は「また1位通過したなみたいな、今回決めれたらいいなという感じだったが0か100かでまた0が出ちゃいました。ネコマでやった大会で自分の中で一番観客が多かったんじゃないかなと思うので、上に立ったときうれしかった」と振り返った。
ハイレベルな争いのなか、圧巻のエアを繰り出したのが木村悠斗(きむらゆうと)選手。着地までビタりと決め、合計スコア・174を叩き出す。
一方、金メダリストの兄・葵来(きら)選手は、空中で5回転する最高難度の技を成功させるが、0.67ポイント及ばず。
木村悠斗(きむらゆうと)選手が、銀メダリストの木俣椋真(きまたりょうま)選手も押さえ日本一に輝いた。
木村悠斗選手は「自分の100%が出せたと思うので、しかもオリンピックのメダリストにも出てるので、そこに勝ってすごくうれしいですし自信にもなりました」と語る。
一方、女子は金メダリスト・村瀬心椛(むらせここも)選手の妹、由徠(ゆら)選手が優勝。オリンピアンの鈴木萌々(すずきもも)選手が2位となった。
村瀬由徠選手は「最近は怪我したりして、自分の思うような滑りが出来ていなかったりして、久しぶりに優勝することができて自分のしたい滑りができてよかった」と語った。
観覧が無料だったこの大会には、地元の子どもたちなども応援に駆け付けていた。
選手たちの真剣勝負と圧巻の技。その一つひとつを目に焼き付け、福島から世界を目指す選手が出てくることを願っている。
















