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一足早く新社会人 福島・双葉町の浅野撚糸で入社式 町の魅力を多くの人に伝えたい 復興の光に 

門出の春、一足早く新社会人として一歩を踏み出した。福島県双葉町にある企業で行われた入社式。希望と期待を胸に成長を誓う。

春の日差しが降り注いだ3月24日の双葉町。「頑張ってください」「ありがとうございます」繊維メーカーの浅野撚糸(あさのねんし)では、24日入社式が行われた。
岐阜県に本社を置く浅野撚糸は、震災と原発事故からの復興を後押ししようと3年前に工場などを設置した。

浅野撚糸双葉事業所・河合達也所長は「とにかく楽しくこの事業所でいきいきと活躍して欲しいということです。それが私達に出来る復興の形だという風に思っています」と話す。

南相馬市の高校を卒業した3人が新たな仲間に加わった。小高産業技術高校を3月1日に卒業した伊藤蒼太さんは「双葉の魅力を精一杯伝えられるような、ポジティブで明るいような、皆の光になれるような社会人になっていきたいなと思います」と話す。
また、相良泰生さんは「これから自分の仕事だったりに責任が生じてくるっていうのもあって、緊張してるんですが、出せる力を出して頑張っていきたいと思います」と決意を新たにする。

「会社の発展、そして、地域の未来に貢献できるよう誠心誠意努力して参る所存です」新入社員を代表して挨拶をした佐久間優衣(ゆい)さん。工場に隣接するカフェへの配属を希望していて、多くの人に足を運んでもらうことを目標にしている。
佐久間さんは「双葉町の魅力的な食材を使って、より多くの商品を開発し、多くの人に双葉町の魅力を知ってもらえたら良いなって思います」と話す。

現在町内で暮らす人は200人あまりに留まる双葉町。3人は岐阜県にある本社で研修をしたあと4月14日からこの町で働いていく。
「双葉町を盛り上げていくぞ!」「おー!」