新たな門出 福島大学で卒業式 1067人が学び舎を巣立つ 学生の就職先は県内?県外?
別れの季節である3月。大学生たちは別れを惜しみながらも、4月からの新生活への希望を胸に学び舎を巣立った。
「ハイチーズ」3月25日卒業式が行われた福島大学。1067人が思い出を胸に旅立ちの日を迎えた。(※学類生946人、大学院生121人)
震災の経験から、災害ボランティア活動に励んでいた卒業生は...。人間発達文化学類・教育実践コースの武藤郁実さんは「自分も福島県出身で東日本大震災を経験した身として、誰かのためになりたいなというか周りに避難してきた友だちとかもいたので。福島県の子どもたちを集めて自分たちでキャンプを企画して子どもたちと一緒に活動するというのが印象に残っています」と話す。
4月からは、損害保険に関する仕事に携わりながら地元・福島と関わっていく。武藤さんは「一人一人に寄り添って、防災とか支えるような社会人になりたいなと思っています」と話した。
こちらの仲良しグループは...「(みなさんは4月からどんなお仕事をされるんですか?)保育士です」
人間発達文化学類心理学・幼児教育コースの丹野楓華さんは「人形劇を1からつくりあげるっていう授業をやって、最後には幼稚園で子供たちに披露するという経験を通して、その講義はすごく実りあるものだったかなと感じています」という。これからは地元・福島で子どもたちの成長を見守っていく。
「福島大学で学んだのでそのまま福島で生まれ育った土地なので、このままここで働き続けたいし、住み続けたいなと思ったからです」と話した。
もうすぐ社会人になる皆さん。福島を離れることを決断をした人もいる。
東京に就職する学生は「そもそもシステムエンジニア職の需要が都市圏に集中しているので、ここ(福島)よりも都心の方が良いのかなと思って」と話す。
全国転勤がある職に就く学生は「保険業界に就職します。とりあえず勤務地で決めないで、やりたい仕事を重視して決めました」と話した。
別れを惜しみながら...迎えた新たな門出だ。
福島大学では卒業生の9割以上が就職する予定で、福島県内で就職する人の割合は、前年より0.5ポイント増えて35.3%となっている。(※2026年3月10日時点)
















