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【4月から変わること】自転車の「青切符」 どんな行為が取り締まりの対象に? 16歳以上に反則金

いよいよ新年度がスタートする。4月から大きく変わるのが私たちにとって身近な乗り物自転車の取り締まりだ。どんなことが対象になるのか、これまでとは違い細かな注意が必要だ。

■自転車運転の違反行為に反則金
後方から来た自転車の2人が並走したまま、踏切前を一時停止せず通過していった。歩道だが、並走して通行している。歩行者も近いため大変危険だ。
猛スピードで自転車が一台、踏切が鳴ったがギリギリ超えてきた。かなり危険だ。
朝の通勤・通学時には、自転車の並列走行や踏切前での一時停止をしないで通過する行為を確認した。これまでは警察官による指導・警告に留められた場合が多かったということだが、4月1日からは16歳以上を対象に反則金が課される可能性もある。

福島県警察本部交通企画課・佐久間正和さんは「今回の自転車の制度の導入は、今までの自分の自転車の方法・運転の方法の見直しと道路交通法の改めての確認をしていただきたいという風に思います」と話す。

■取り締まりの対象行為を体験
その他、どんな行為が取り締まりの対象となるのか教習所で体験した。
【スマホのながら運転】スマートフォンを使用しながらの走行は違反となる。そして反則金12000円が課せられる。運転中に手にして通話したり、画像を注視したりするだけでも違反となる。

ついついやってしまうのが一時不停止。「止まれ」の標識がある交差点などでは、停止線の直前で確実に一時停止しなければいけない。
その他、「逆走」に当たる自転車の右側通行や傘さし運転も違反だ。

私たちにとって便利で身近な乗り物自転車。基本的な交通ルールを改めて確認し、事故のない安全な走行が大切だ。

■「青切符」導入の背景
ーーなぜ自転車にも青切符が導入されるということになったのか?
自転車の事故が年々増えているという背景があるからだ。県内での自転車乗車中における死傷者数の推移。2025年は421件と2024年の325件から急増し、過去5年で最も多い数字となっている。
年代別では「高校生での死傷者」が特に多くなっていることがわかる。
また、全国的にみても、自転車乗車中の交通事故で約7割は自転車側にも違反があることがわかる。
4月1日から導入されるいわゆる青切符の対象は原付免許が所持できる16歳以上で、違反をした場合には車と同じように、「反則金」が課せられる。

そのほか、信号無視が6000円の反則金。無灯火は5000円、2人乗りも3000円と違反の対象となる。

■こんな行為も取り締まりの対象に
ーーたくさん買い物した時、買い物袋をハンドルにかけて走るのはダメ?
ハンドル操作に支障が出る恐れがあり危険性が高い場合、「乗車積載方法違反」という行為になってしまう場合もある。5000円の反則金となる。

ーー小学1年生以上は幼児用シートには載せられなくなる?
軽車両乗車積載制限違反となって3000円の反則金となる。
このほか、イヤホンも両耳を完全に音を遮ってしまうようなものはアウト。骨伝導や片耳など外部の音が聞こえるものは大丈夫とされているが、確認の対象となるのでご注意を。
また、ヘルメット着用は反則金の対象ではないが「努力義務」となっている。

■交通ルールの確認を
紹介した以外にも青切符の対象となる違反行為は100種類以上ある。警察庁が公表している自転車ルールブックで基本的な交通ルールを確認し、安心・安全な自転車走行を心がけよう。