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米どころ湯川村の驚きのギネス記録 福テレアーカイブから蔵出し!《もっと!ぐっと!湯川村》

福テレ開局60周年「市町村ウィーク・湯川村」

福テレが過去に撮影したお宝映像とともに湯川村の魅力を深掘りしていく。

福島県で一番小さな自治体

湯川村は4キロ四方で、福島県内で一番小さな村。村のホームページには「よそ見をしているとあっという間に通り過ぎてしまうため、来村される方はご注意を!」と書かれている。村には主要な道路が2つ走っていて、猪苗代町から会津坂下町に東西方向に抜ける道だと6分ほど。会津縦貫北道路は端から端まで南から北に走ると4分ほどで通過できてしまう。

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おいしい米の秘密は川

湯川村には川が4本も流れていて、教育委員会によると「湯川村は会津盆地で標高が一番低く、多くの川が集まる場所。昔は水害が多く川が氾濫し、土壌自体が田んぼに水がたまりやすい粘土質になっている」という。

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川から水が入り込んだことで土に栄養分があり、コメもおいしくなるそうだ。会津の歴史に詳しい石田さんによると「今は、上流部に湯川放水路ができたので、阿賀川に先に水を流すことで水害リスクを分散し、近年は大きい災害がなくおいしいコメどころになっている」という。

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2016年 米にまつわるギネスに挑戦

2016年10月9日、湯川村が目指したのは「同時におにぎりを作った最多人数」の世界記録。世界記録挑戦のルールは5分以内に、一人一つ「おにぎり」をつくること。ギネス世界記録公式認定員が見つめるなか、一つのおにぎりが130グラムになるようご飯を分けて、認定員の合図とともに一斉に握る。結果は、976名で見事、ギネス世界記録達成!一人一人がおにぎりをほおばりながら、新米のおいしさと世界一の喜びをかみしめていた。

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一日だけの幻の記録に...

実は、その翌日...北海道旭川市で2016年10月10日に1273人。さらに鳥取県鳥取市で2016年10月16日に1436人。三重県桑名市で2016年11月3日に1621人...と記録は次々と塗り替えられ、今の最高記録は「三角おむすびの発祥」とも言われる神奈川県川崎市の2017年11月5日に記録した1876人となっている。コロナもあり、なかなかたくさんの人が集まることが難しいようで、今はこの記録が最高。ただ、今後も挑戦しようとしている地域もあるようだ。

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湯川村の担当者は「村自体さっと通り過ぎがちだけど、道の駅ができたので今後は村内を巡れるような仕組みも作っていきたい」と話しているので、ギネス挑戦のような町ならではのアグレッシブな挑戦に期待が高まる。

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