給食の塩ラーメンにフィルム片 児童が食べる前に発見<福島県須賀川市>

福島県須賀川市の小学校で提供された給食に、異物が混入する事案が発生した。
須賀川市によると、5月23日に市内の阿武隈小学校で、給食を食べていた児童が塩ラーメンの中に2片のフィルム片が入っているのを発見した。
フィルム片はそれぞれ1cmと0.5cm四方の大きさで、児童は口に入れる前に見つけた。
他の児童を含めて、今のところ健康被害などは確認されていないという。
調査によると、チンゲン菜の袋を開封したときに袋の破片が混入したと見られている。
須賀川市では、5月19日にも別の小学校でビニール片が給食に混入する事案が発生したばかり。
調理員は、異物の混入には注意を払い、鍋から離れた場所でビニール袋を開封していたという。
これを受けて、須賀川市教育委員会では近く、臨時の校長会と調理員の研修会を開いて再発防止に向けて指導を行うとしている。