百日咳とリンゴ病の流行続く 百日咳は過去最多の前週より減少 リンゴ病は20週連続で警報レベル 福島県

福島県内では百日咳とリンゴ病の流行が続いている。
「百日咳」は、けいれん性の激しいせきを伴う病気で、乳幼児が感染すると重症化するおそれがある。
福島県によると、5月25日までの1週間に報告された県内の百日咳の患者数は31人で、過去最多となった前の週の35人からは減少したものの、感染拡大が続いている。
また、頬などに赤い発しんが広がる伝染性紅斑いわゆるリンゴ病の一医療機関あたりの報告数は3.46人で20週連続で警報レベルとなっている。
福島県では、手洗いやマスクの着用など基本的な感染予防の徹底を呼びかけている。