《備蓄米放出》福島県内のスーパーも仕入れ希望 県民アンケートは「買うつもりはない」が42.3%で最多
6月にも買えるようになりそうだ。備蓄米は私たち福島県にも届くのか?
ファミリーマートでは、6月上旬に1キロ入り小分けパックを400円で販売することを検討。また、イオンでは6月初旬から全国の店舗で5キロ2000円を目安に販売する計画で、5月27日夜時点で、約70社が随意契約の申請をしたという。
では、福島県内スーパーはどうなのか?マルトやVチェーンでは、入荷があるかもしれない。というのも、全国202のスーパーが加盟する組織である「シジシージャパン」が、5000トンの備蓄米を申請。加盟しているこの2社がそれぞれ配分を希望したことがわかった。ただ、実際の量やスケジュールは、未定ということだ。
そして、ヨークベニマル。
「随意契約の参加は表明しているが、申請状況は答えられない」としている。
農水省は、27日、備蓄米の申し込みをいったん休止している。
備蓄米は、令和4年産の古古米か、令和3年産の古古古米だ。福島県民に聞いた。
◇「お米の値段4000円以上で高くって、手が出しづらいので、あれば買うと思います」
◇「(古米に)特に抵抗感はないですね、日本のお米だったら美味しいとは思うので」
◇「安全的に問題がなければ全然大丈夫なのかなって思います」
一方でこんな意見も...「3(年前のお米)、ちょっと考えちゃいますね。新しいお米と(備蓄米を)、そうですね7:3とか4:6くらいに(混ぜないと)美味しくないのかな~。ただ1回は試してみたいですね」
「備蓄米を買いますか?」Xでアンケートを取った。
「買うつもりはない」が最も多くて42.3%、「いち早く」・「味など評判を見て買いたい」は、合わせても半数に届かなかった。
今のコメの値段の半値なので、もう少し買いたい人が多いと思ったが...。
小泉農水大臣は、随意契約の第2弾として、中小スーパーなどを対象に令和3年産米の受け付けを30日にも再開するとしている。