とうほう地域総合研究所によると、福島県内の民間企業の2025年の夏のボーナス支給額の推計は、一人あたり32万574円で前の年から1.6％増え、2年連続で増加した。

物価上昇に対する支援や人手不足なかで、人材を確保するために給与のベースアップが行われたことで、ボーナスの支給額も増加しているとみられる。一方、前の年のボーナス引き上げの反動などから増加の割合は小幅となっている。

また、官公庁については、民間企業との格差を小さくするための人事委員会の勧告に基づき、前の年を5.3％上回る89万7212円と推計され、3年連続の増加となっている。