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廃炉や放射線について学ぶ市民講座 福島市で開催 放射性物質の特徴や健康への影響など解説 

6月1日に福島市のコラッセふくしまで行われた「放射線・原子力廃炉を知る講座」は、震災・原発事故を経験した福島の現状を正しく学び、理解を深めてもらおうと実施された。

震災後14年にわたり、県内で廃炉に関する情報発信などに尽力した経済産業省の木野正登さんが講師を務め、放射性物質の特徴や健康への影響などを解説した。高校生から社会人まで60人あまりが参加し、福島が抱える課題についても思いをめぐらせていた。

参加した高校生は「(風評被害の根本は)放射線についてみんな知らないとか大きいと思うので、正しい知識を広めるだけだと不安は拭えないと思うので、そこにどう訴えかけていくかが重要だと思いました」と話した。

この講座は今後も実施される予定。