阿武隈高地に国内最大規模の風力発電所 46基の風車で12万世帯分 売上げの一部は復興支援に 福島
福島県の阿武隈高地に建設された国内最大規模の風力発電所が、関係者にお披露目された。
阿武隈風力発電所は、福島県の田村市と大熊町、浪江町、そして葛尾村に建設された国内最大規模の風力発電所で、2025年4月から運転が始まった。
合わせて46基の風車で一般家庭12万世帯分の消費電力に相当する発電能力を持つ。
福島復興風力合同会社の平野貴之代表は「風のほうも想定通り、もしくはそれ以上に風況も良く運転ができていますので、末永く発電できるような発電所にしたいという風に考えております」と話した。
この風力発電所は、2045年3月までの運転を予定していて、売り上げの一部は福島県を通じて復興支援に役立てられる。