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東北新幹線 午後5時ごろに運転再開 車両故障の影響で一時運転見合わせ(6月17日17:15更新) 

JR東日本によると、車両故障の影響で東京ー仙台駅間の上下線で運転を見合わせていた東北新幹線は、17日午後5時ごろに運転を再開した。上下線の一部に遅れがでている。(6月17日午後5時10分時点)

6月17日午前11時25分ごろ、走行中の回送列車で加速ができなくなる故障が発生し、宇都宮駅から那須塩原駅の区間で停車した。回送列車のため乗車している利用客はいなく、運転士にもケガはなかったということ。

この影響で、東北新幹線は東京駅と仙台駅の上下線で運転見合わせとなった。
福島駅で利用者に話を聞くと、東京へ向かうという人は「これからお葬式に行く予定で、運転見合わせを知らなくてちょっと困った」と話す。また埼玉へ帰るという人は「バスで移動してきた。まさかきょうもまたトラブルに巻き込まれるなんて。日本人だから時間通りに普通に動くのが当たり前だと思って、それでスケジュール組んでるから」と話した。

東北新幹線では、2024年9月と2025年3月に走行中の車両の連結部分が外れるなどトラブルが発生し、長時間運転を見合わせた。今回も多くの人に影響が出ていると見られている。(6月17日午後4時40分追記)