2日間で18人が熱中症に 水泳競技インターハイ福島県予選 県高体連が今後の開催時期など見直しへ
福島県会津若松市で行われた水泳の競技大会で熱中症とみられる症状が相次いだことを受け、福島県高体連は今後の開催時期などを見直していく考えを示した。
現場となったのは、観客席にも屋根のついていない屋外型の水泳場だった。
消防などによると、6月22日午前、会津若松市で行われた水泳のインターハイ福島県予選で、選手など10人が熱中症とみられる症状を訴え、市内の病院に運ばれた。
この大会では、前日にも8人が熱中症の疑いで手当てを受けていて、22日は午前中に競技を終えるよう、スケジュールを変更するなどの対応が取られていた。
取材に対し県高体連は「きのうの朝気温と水温を測った際に、大会を中止するほどの温度ではないと判断した」としていて、「今後は専門家の知見を交えながら改めて開催時期や内容など対応を考えていきたい」とコメントしている。
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