福島県予防接種センターが運用開始 福島市の大原綜合病院に設置 予約や相談 行政や医療機関のサポートも
福島市で福島県で初めてとなる「予防接種センター」の運用が始まった。
「福島県予防接種センター」として6月16日から運用が開始されたのは、福島市の大原綜合病院だ。インフルエンザや新型コロナ、帯状疱疹などワクチンも多様化していることから、医療機関であっても「同時に接種できるか」「間隔をどのくらいあけるか」など、予防接種の情報を常にアップデートしていかなくてはならない。
これまで相談先が決まっていなかったため、県や市町村などにも相談が寄せられていたが、このセンターで混乱を防ぎ、速やかで適切な予防接種につなげていく。
大原綜合病院・錫谷達夫ワクチンセンター長は「是非、県内の皆さん健康寿命が延伸できるように予防接種推進していきたいと思います。お気軽にご相談いただければと思います」と話した。
予防接種センターでは、予防接種に関する正しい知識の発信活動なども行っていく計画だ。