学区で起きた飲酒運転事故 二度と悲劇を繰り返さないように...児童が標語で撲滅を訴える 福島・郡山市
2025年1月、郡山駅前の横断歩道を渡っていた当時19歳の女性が飲酒運転の車にはねられ死亡した。
郡山駅前が学区に含まれる赤木小学校。児童たちが作った、たくさんの「標語」には飲酒運転の事故を無くしたいという思いが込められている。
5年生の野川紗來さんが作った「あなたはどちらを持ちますか?」。ハンドルとお酒、両方を持つことはできないと訴えるもので、野川さんは「これを見た大人の人たちは、飲酒運転を注意してほしいと思いました」と話す。
7月16日、警察は標語を作成した児童たちに表彰状を贈り、今後も事故防止に取り組むことを約束した。
郡山警察署の七海暢一署長は「子どもたちからも、こういう風に見られているなと十分重く受け止めていただいて、飲酒運転防止につとめていただきたい」と話す。
児童たちが書いた標語は、16日から郡山駅の構内に掲示されている。