新型コロナ感染者は前週の1.5倍に 人流増加や換気不足が要因? 郡山では溶連菌も増加 《福島県》
福島県郡山市にある「よりみち家庭医療クリニック」の遠藤翔太副院長は「だんだん増えてきているという印象」と話すのは新型コロナウイルスの感染者。
遠藤副院長によると感染者が増加している原因として「お盆の人流増加や、エアコンをつけて換気が少なくなっていること」があげられるという。
このクリニックでも、最近は毎日2~3人が新型コロナウイルスと診断されている。
8月20日に発表された最新の感染状況は、8月17日までの1週間に報告された新たな感染者は、1つの医療機関あたり7.77人。前の週と比べると約1.5倍で、7週連続の増加となった。
一方、『溶連菌』の感染者も増えている郡山市。
よりみち家庭医療クリニックの遠藤副院長は「新型コロナウイルスは若い方だったら自然にご自宅で寝て休んでもらって回復していく方が多いと思うが、溶連菌感染症であれば薬を飲まないと治らないので、そこは気を付けていただきたい」と話す。
手洗いなど改めて基本的な感染対策が求められている。