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氏名や契約金額など…顧客情報936件記載の書類を紛失 いわき市の信用金庫 【福島発】

福島県・いわき市のひまわり信用金庫が、936件の顧客情報が記載された書類を紛失していたことが分かった。

紛失したのはひまわり信用金庫・泉支店に保管されていた、2015年4月からの1年間に解約された定期預金の申込書936件分。利用者の氏名・住所・電話番号・契約金額・口座番号などが記載されていたという。

今年7月3日、年に1回行われる内部監査の際に書類を確認したところ紛失が発覚した。去年3月に不要になった書類を処分した際に誤って破棄した可能性が高く、ひまわり信用金庫は「外部に流出した可能性は極めて低い」としている。
現在まで外部からの問い合わせはなく、不正に利用された事実は確認されていない。

ひまわり信用金庫は、再発防止策として書類の保存・管理を含めた情報管理態勢の強化に努めるとしている。