落雷が原因か 2日夜、福島県内で火災相次ぐ いわき市と磐梯町で住宅の一部焼く ケガ人なし
9月2日の夜、福島県内では大気の状態が不安定となり、落雷が原因とみられる火災が相次いだ。
火事があったのはいわき市内郷高坂町の住宅で、2日午後9時20分過ぎ、住人から「屋根から炎が見える」と消防に通報があった。火は約1時間後に消し止められ、住宅の屋根などが燃えた。この火事によるけが人はいないということ。
県内では2日夜、大気の状態が不安定となり、各地で雷を伴う激しい雨が降っていて、出火当時、現場周辺では停電が発生していたということだ。警察では、落雷による火災の可能性もあるとみて状況を詳しく調べている。
また、磐梯町の住宅でも2日午後8時前、住宅の一部を焼く火事があった。当時雷を伴う強い雨が降っていたことなどから、警察では落雷の可能性があるとみて、出火の原因を調べている。
県内では3日も夕方から夜はじめにかけて、県の南部を中心に雷雨などに注意が必要だ。