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珍客・ハクチョウが真夏の福島で避暑? 子供たちも「夏だから変だな」 冬の使者が一体なぜ

福島県矢吹町にある「ふるさとの森芸術村」に、最近珍しい客が訪れているというので向かってみると...そこにいたのは、自然の中で真っ白に輝くハクチョウ。冬の使者が一体なぜ?



■夏だから変だな...

ふるさとの森芸術村の小林智恵美さんは「突然現れたという感じで本当にビックリしました。サギじゃないのかな?と思っていたけど、実際に確認したら本当にハクチョウでした」と話す。

1カ月ほど前に突然姿を現したというこのハクチョウは、日陰で休憩しながら暑い夏を乗り切っていた様子。
ハクチョウを見た児童たちからは「白い羽がきれいです」「寒いところにいるイメージだけど、夏だから変だな」との声が聞かれた。


■仲間が来るのを待っている

鳥類に詳しい福島県福島市にある「小鳥の森」に聞いてみたところ、日本で冬を越している最中にケガをして飛べなくなった可能性もあり「冬まで仲間がくるのを待っているのではないか」という。

ふるさとの森芸術村の小林さんは「まだまだ暑いので、冬に仲間がくるのを待っていると思うので、それまで元気でここで休養していっていただけたらなと思います」と話した。

企画展も行われるこの施設。福島の「芸術の秋」、珍しいお客さんとともに楽しんでみては?