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原発事故後の除染で出た土を再生利用 霞が関の3つの庁舎の花壇で 13日から施工開始 環境省

福島県の双葉町と大熊町にまたがる中間貯蔵施設には、東京ドーム約11個分の除染土が運び込まれていて、このうち4分の1ほどは2045年3月までの福島県外最終処分が法律で定められている。

残りの大部分は公共工事などで再生利用する計画で、環境省は霞が関の3つの庁舎の花壇で使用するべく、9月13日から施工を開始すると公表した。
2025年7月に実施された総理官邸での利用に続く事例で、再生利用の全国的な理解につなげたい考え。

福島県外最終処分をめぐり、政府は2035年を目途に候補地を選定する計画を示している。