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福島市の先達山メガソーラーが商業運転開始 景観悪化や光の反射指摘受け 年間1万6千世帯分を売電へ  

福島県福島市の先達山に建設された太陽光発電所が9月30日、商業運転を開始した。

30日から商業運転が始まった福島市の先達山太陽光発電所は、約60ヘクタールの敷地に9万6000枚ほどの太陽光パネルを敷き詰め、年間1万6000世帯分の電気を生み出す。
吾妻山の麓にある先達山で2022年から建設が始まったが、景観の悪化、太陽光パネルからの光の反射の問題が、住民から繰り返し指摘されてきた。

これに対し、発電所の管理運営を行うAmp社は、9月下旬に福島市と面談し、景観の改善のために植栽を検討していることや、光の反射についても検証を行う意向を示したということだ。

発電された電気は、すべて東北電力ネットワークに売電され、売電期間は2040年までとなっている。