多くの人に読書に親しんでもらおうと、福島市の市立図書館で10月27日初めての試みが行われた。

福島市立図書館の開館40周年を記念したこのイベント。市立図書館で蔵書の登録を外した絵本や小説など約2000冊を訪れた人に１冊100円で販売した。（※1人あたり10冊まで）

福島市図書館の佐藤充館長補佐は「毎年2万冊くらい除籍で出るんですけど、今までは紙リサイクルに出してたんですけれども、もったいないなという思いと、もしかすると読みたい人がいるかもしれないということで頒布会を企画したところです」と話す。
訪れた人は「なんか自分の好きな本の分野が、ちょっと広がった感じがしました」と話した。

イベントでの益金は、市立図書館が新たな本を購入する費用にあてられるということだ。