風評払拭のための国の補助金440万円を不正流用 相馬の水産物取扱拡大協議会 担当者が会社の資金繰りに
水産物の風評払拭のために交付された国の補助金の一部が、不正に流用されていたことが分かった。
会計検査院は11月5日、2024年度の決算検査報告を行い、このなかで相馬地方の水産物卸売事業者で組織する協議会に交付された補助金440万円が、不正に流用されていたことがわかった。
この補助金は処理水放出に伴う風評払拭のために交付されたもので、事務局の担当者が自身の会社の資金繰りに充てていたということだ。
会計検査が行われることを知った担当者が申し出たことで発覚したということで、「あとで戻せば問題ないと思った」などと話しているということだ。
不正流用を受けて、協議会は補助金の一部を返還している。
















