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悔しさとうれしさ...デフサッカー女子・日本代表が銀メダル 因縁の相手・アメリカと決勝で対決

負けられない戦いがそこにある!
予選ラウンドで2勝1敗の成績を残し、史上初のメダル獲得を決めたデフリンピックサッカー女子代表。唯一、黒星を喫したのが決勝の相手・世界ランキング1位のアメリカだった。

いざ、絶対王者にリベンジへ!
試合は序盤からアメリカが猛攻を仕掛ける。それを阻むのは、守護神・國島。ビックセーブを連発し得点を許さない。
日本も反撃に出た。エース・高木がロングシュート...しかし、先制点は奪えず。
前半29分サイドを突破され一度はシュートを防ぐも、押し込まれて先制を許す。

追いつきたい日本は、前半終了間際にも岩渕選手が相手をかわし、シュートを放つが、同点とはならず。
逆に後半開始早々、一瞬の隙を許し2点目を奪われる。
サポーターの応援を力に攻め続けるが、アメリカの堅い守備を最後まで崩せず0対4で試合終了。リベンジとはならなかった。

表彰台の上で笑顔が輝いたデフリンピックサッカー女子日本代表。初の銀メダル獲得の快挙となった。
高木桜花キャプテンは「銀メダルをとって悔しいという気持ちと、やっと歴史を塗り替えることができたといううれしさがまじって言葉には表せない」と語った。