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「ぐずればいいさ!」2人目誕生...お兄ちゃんへの接し方 育児のお悩みを助産師HISAKOがズバリ解決

YouTube登録者数約60万人の「12人産んだ助産師HISAKOの子育てチャンネル」を配信中のHISAKOさんが、視聴者からのお悩みや疑問に答えます。今回は、ママにもリモート収録に参加してもらい、HISAKOさんに直接子育ての悩みを相談しました。

◇【動画で見る】動画はYouTube 福島ニュース【福テレ】でご覧いただけます

「ぐずればいいさ!」

福島市の吉村彩香さんは、2025年7月に第二子となる長女・あやめちゃんを出産。現在は育児休業中で、1歳9カ月の長男・誠司くんと2人の子育てに励んでいます。
「下の子の授乳とかしている時に、誠司が私の方に寄ってきて、かまってあげないとぐずってしまうのですけど、その時に対応が雑になってしまって、『あとでね~』みたいな感じで、ちょっと後回しになっちゃいますね。誠司が寂しがっていないか心配で、それが今後の成長や発達に何か影響がないかも心配なのですけど、HISAKOさんはどうしたら良いと思いますか?」
「ずばり言っちゃっていいですか?誠司君、グズればいいさ!というのも、人生って思い通りにならない。妥協して上手に折り合いをつけながら生きていくっていうのを、第二子が生まれたこのタイミングっていうのは、それを学ぶ第一段階なのです。だから、ごめんねじゃなくて、ありがとう待っていてくれてみたいな、そっち!」

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短くても愛情ある関わりを

HISAKOさんは具体的な接し方について「授乳しながら、誠司君に時々チュッてして、にやって笑ってまた授乳する...とか。授乳しながら誠司君に3秒、1秒ぐらいの関わりをする。それだけでもすごく誠司君は穏やかになれると思う」とアドバイス。
さらに「ぬいぐるみを横に置いて、そのぬいぐるみに『誠司君待っていてすごいね~』とかって、ぬいぐるみに腹話術みたいにして話かけて」と提案しました。
アドバイスをもとにトライすると、ママの優しい笑顔とほんの少しの関わりで誠司君は、泣き止み、穏やかな表情に。

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先手の褒めが効果的

「子どもが待てたら『待ててよかったね~』とかって褒めがちですけど、待ち始めだ!今からだ!っていうその段階で先手を打って『待ってるすごい!』みたいな、先に褒めてあげるっていうことは大事。この『ありがとう』っていう言葉を多用していくと、兄としての誇りがくすぐられる。そこにつけこみましょう」とHISAKOさん。

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仕上げ磨きの悩み

さらに、吉村さんが悩んでいるのが歯磨きについて。「仕上げ磨きの時に口を開けてくれなくて、無理やり入れたとしても歯ブラシ噛んじゃって上手くできないです」という。
HISAKOさんの回答は...「子どもって口腔反射っていうのがあって、何か異物が歯茎とか奥歯に触れると、反射的にカチッて噛んじゃう反射を持っている。3歳ぐらいになったら噛まなくなりますので、そこまでは上手に磨けなくても、ある程度は仕方がないかなと。磨けていないところを定期的に3カ月に1回でも歯医者さんに通ってキレイにしてもらったりとか、フッ素をつけてもらったりってしながら、噛まなくなる3歳を迎えるっていうことが大事なのかなって思います」

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歯磨きは笑いで乗り切る

HISAKOさんは、歯磨きを楽しくする方法として「歌いながら、♪仕上げはおかあさーんみたいなノリノリで歌いながら磨いてみたりとか、あとは鏡の前で一緒に磨くよ~って一緒に見ながらやったりとか」と提案。
さらに「変顔ですよね。口を開いた瞬間、ママ変顔、変顔になったら子ども自動的に口を開くみたいな情景反射つくっちゃうとすごく楽しい」と続けます。
「口を開いて磨いている時に効果音作ります。子どもは噛むってことより音を聞くってことに集中するので、噛むのを忘れる。そういう方法...もう終わったらママ汗だくみたいになるけど、いかに笑いを持ってくるかっていうところが歯磨きでも試されるのかなって思います」
また、重点的に磨いてほしいのが「上の歯」。唾液が触れにくい上の歯は、夜中にむし歯になりやすいそうです。

『笑顔』は一番の愛情!子育てに悩んだ時は少しでも「笑い」や「楽しさ」に変えていける様々な方法を試してみましょう!

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