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お世話や育児相談、家事まで!?訪問型の子育てサポート 子供の発達・成長にもメリットが

子育てをしていると「ちょっと手伝ってほしい」「もう一人大人がいたら...」そう思う瞬間はないだろうか?福島市を中心に展開する、訪問型の子育てサポートを紹介する。

訪問型の子育て支援

クリスマスだったこの日、福島市のとある一家に現れたサンタさん。
サンタさんのサプライズ訪問に少しびっくりした様子の子どもたち。サンタさんは双子の兄妹(きょうだい)龍弥(りゅうや)くんと弥琴(みこと)ちゃんにプレゼントを渡し、絵本の読み聞かせなど子ども達と一緒に遊んだ。
母・渡邉由利子さんは「最高でした。思い出に残るクリスマスになりました、ありがとうございます」と話す。

「子どもたちに楽しいクリスマスを」との思いで渡邉さんが利用したのが、「さんさんサポート」というサービス。
妊娠中から利用できる訪問型の子育て支援で、子どもの世話や見守りといった「育児サポート」をはじめ、掃除・洗濯・食器洗いなどの家事や料理もお願いできる。さらに、買い物や病院、美容室などへ一緒に出向くなど、まさに"ちょっと手伝ってほしい"そんな時に気軽に利用できる。

渡邉さんは産後すぐから、何度も利用してきた。
渡邉さんは「大人がもう一人いると全然違う。実家が二人とも遠方なので第二の母のような形で利用させていただいています」と話す。

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利用者とサポーターをマッチング

このさんさんサポートを運営するのが、福島市桜木町に拠点に置くNPO法人「Mother Tree」。定期的に遊び場として開放したり親同士が交流できるサロンを開いたり、子育て応援のための様々な活動を行っている。そのうちの一つが「さんさんサポート」だ。
代表の宮崎恵美さん「最初は誰も使う人はいないと言われていたけど、ありがたいことに今はだいたい月に50件前後の依頼がある」と話す。

利用するには、QRコードから申請。すると24時間以内にコーディネーターから連絡がくる。初めての人には、一度コーディネーターが事前に自宅訪問をして利用方法やどんなことに困っているのかなどを確認する。その後は、コーディネーターが利用者とサポーターを繋ぎ、訪問サポートへ。コーディネーターによる事前訪問など登録の手続きが終われば、その後はLINEでやり取り・予約ができるようになる。
サポートするのは、養成講座を受けた子育て経験のある主婦。
『料理を作ってほしい』という依頼には料理が得意なサポーターを、『転勤族で子育てが不安』という依頼者には転勤経験のあるサポーターを繋ぐなど、マッチングの仕方も工夫している。
代表の宮崎さんは「初めて育児をした時に、子どもにどう関わっていいのか分からない。それだけではなく、子どもに丁寧に関われば関わるほど、お家は散らかるし、ごはんも作れない。誰か助けてほしいという気持ちがベースにあって、このサポートを始めた」と振り返る。

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子どもにとってもいいことばかり

誰かに頼るということについて、YouTube登録者数60万人以上、「12人産んだ助産師HISAKOの子育てチャンネル」を配信中のHISAKOさんは「ママが周りのいろんな人たちに甘えること助けてもらうことって、私の価値観の中では"最高の育児"だと思っている」と話し、サポートを受けることは子どもの発達や成長のために良いことばかりだという。
一つ目が「親の笑顔は子どもにとって一番の心の栄養」だということ。
二つ目が...「生きるうえでの安心感を学ぶ」ということ。HISAKOさんは「困った時は人に頼ってもいいという価値観。外の世界は、こんなにあたたかい場所だと知る。これは生きていく上で安心感を学ぶすごく良い学習。ママがまず人に頼る、そして『申し訳ございません』ではなく『ありがとうございます』のやりとりを子どもに見せるっていうことが一番の教育になる」と話す。

三つ目は、「多様な価値観に触れることは子どもの社会性を育む」ということ。
「パパママでも友達でもない頼れる大人という斜めの関係をつくることによって、社会性も伸びていくし、認められて自己肯定感も上がっていく。チームでサポートしていって子どもは本当に素晴らしい大人になっていく」とHISAKOさんはいう。

さらにHISAKOさんは、自身の海外出張やウェブ相談の経験などから、海外ではベビーシッターといったサポートがより身近であることにも触れていて、日本でも取り入れて多様な愛に触れる機会を作ってほしいと話していた。

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