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ウェザーニューズ 24時間配信YouTubeコンテンツの舞台裏 人気気象予報士の素顔に迫る

「ウェザーニューズ」はアプリで一般向けの天気予報を配信しているほか、交通関係向けの気象情報や放送局、コンビニなどにも気象情報を提供している会社。
今回で注目するのは、天気予報や防災情報を伝えているYouTube番組。ここにも福島とのつながりがあった。

◇【動画で見る】動画はYouTube 福島ニュース【福テレ】でご覧いただけます

「ウェザーニュースLiVE」の舞台裏

YouTubeで配信されている『ウェザーニュースLiVE』は、16人のキャスターと気象予報士の解説員が24時間・365日天気を中心に様々な情報を伝えている。
ウェザーニュースLiVEのキャスター・駒木結衣さんは、普段 3時間生放送の番組を伝えている。長丁場の生放送をどのように伝えているのか話を聞いた。
「お天気の原稿が一枚あるだけで、簡単な構成と共にすべてフリートークといいますかフリーでやっている」と駒木さんはいう。
実は3時間分の原稿はないという。そうした中で重要になってくるのが「天気予報の見解シート」。気象予報士たちが作成した"今の天気・これからの天気"が凝縮された1枚を元に番組を進行している。

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福テレとの意外なつながり

ウェザーニュースLiVEの気象解説も担当する内藤邦裕さん。第一回目の気象予報士試験に合格した一人で、これまで気象と向き合ってきたエキスパートだ。そんな内藤さんと福島テレビの斎藤恭紀気象予報士にはある接点があった。

1994年、気象予報士試験が始まった年。当時、斎藤さんはまだ資格を持たないウェザーニューズの若手社員だった。ウェザーニューズから大阪の放送局に出向いてテレビとラジオで天気予報を担当していた斎藤さん。気象予報士試験が始まったことを受けて内藤さんは気象学を教える先生として大阪へ転勤。ここで斎藤さんと出会うことになる。

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斎藤さんは内藤さんについて「私の気象の師匠」と表現する。

「私は7回気象予報士試験に落ちているんですけど、その間ずっと内藤さんの教えを受けていました。内藤さんからいただいた参考書には奥様との連名でサインを入れていただき『いつもいい風が吹きますように』と一言添えていただいた」

そう語る斎藤さんに、内藤さんは新人時代のエピソードを振り返る。

「斎藤さんはもともと文系の大学を出られて、新聞記者など報道でみなさんのお役に立ちたいということを当時から言っていました。斎藤さん以外のメンバーが理系が多かったので、結果的には斎藤さんの合格が一番遅れてしまうような状況になって。やっぱりそこですごく悩まれて」

そして1997年、斎藤さんは気象予報士試験に合格。内藤さんは「気象キャスターになる素質は資格取得前からあった」と言う。

「人の心をつかむしゃべり方がすごく上手。私たちのような理系の気象解析の現場の人間がよくやりがちなのは、順を追って説明してしまうんですけど、斎藤さんの場合はもう当時から結論をバシッと押し出して、そこに対して必要な情報を後から加えていくという語りかけ。こういうところはさすがだなと。むしろ私の方がいっぱい学ばせていただきました」と内藤さんはいう。

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居酒屋で交わした師弟の絆

最後に内藤さんは斎藤さんへのメッセージを送った。

「30年前に斎藤さんに教えていただいたいい居酒屋で、お酒を飲みながら色々話させていただきましたけども。今後もこの気象という分野を通じて、みなさんのお役に立てるように同士として頑張っていけたらなと思います」

斎藤さんの「居酒屋好き」は昔から変わらないという。

「大阪で今でも家族みたいに付き合わせていただいているお店とか、斎藤さんに紹介してもらって。居酒屋に関して言うと、もう完全に斎藤さんが私の師匠ですね」

それを聞いた斎藤さんは「居酒屋で必ず一升瓶を入れるんですよ。その一升瓶を飲みながら試験に落ち続けて涙を流す私を慰めてくださったの師匠ですから」と、内藤さんへの感謝の気持ちを表した。

内藤さんの趣味はグライダーで空を飛ぶこと。まさに体で気象を感じる趣味だ。気象という共通の情熱を通して結ばれた内藤さんと斎藤さんの師弟関係。その絆は今もなお、強く続いている。

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