テレビ番組テレポートプラス

あすNAVI LIVE

史跡・慧日寺跡を月待ちのあかりが灯す

あすにプラスになる話題をナビ―ゲートしてくれるのは福テレアナウンサーの幡谷さん。

福島県磐梯町にある国指定の史跡「慧日寺跡」では、5月27日(土)と28日(日)にライトアップイベント「月待ちの灯り」が行われる。
慧日寺は、平安時代に僧「徳一」によって開かれた寺院で、東北では開基が明らかな寺院としては最古のものとされている。
約17ヘクタールの広大な寺跡は、1970年に国の史跡に指定され、今もなお発掘調査が進められている。2008年には、当時の工法を忠実に再現し金堂を復元。会津仏教文化発祥の地として、町をあげて保護・保存活動に努めている。
2018年には金堂内に、高さ4mを超える薬師如来坐像が復元された。

そんな会津仏教文化の発祥の地ともいえる慧日寺で開催されるのが「月待ちの灯り」というライトアップイベント。大小様々な約1000の灯篭には、切り絵で花や仏像があしらわれている。温かな灯りに照らされ、浮かび上がる史跡・慧日寺跡は荘厳な美しさを見せる。

この他にも、27日には「県指定重要無形民俗文化財巫女舞特別公演」が行われる。
◆2023年5月27日(土)午後7時15分~ 場所:史跡慧日寺跡金堂内
巫女舞は、もともと慧日寺で行われていたものだが、明治期に一度途絶えてしまったという。昭和40年代に復活し、地元の子どもたちや地区で継承されている。

また、ライトアップ自体は2023年で7回目を迎えるが、初めての試みとしてスカイランタンを2日間 金堂の裏手を中心に係留する。約70基のランタンが幻想的な空間を演出する。※強風の場合は中止

さらに子どもも楽しめる企画も用意。オモチャメーカーの「バンダイ」の協力で誕生した磐梯町のマスコットキャラクター「ロボばんじぃ」 その灯篭が3つ場内に隠されている。3つ見つけてスタンプを集めると素敵な景品がもらえる。小学生以下が対象で景品がなくなり次第終了。

27日は門前市も開催。旬のタケノコを使った弁当やコーヒー、地酒など名水仕込みの逸品が勢ぞろいする。※午後4:00~

「月待ちの灯り」は5月27日(土)28日(日)の2日間、入場無料で開催される。
【時間】午後6時30分~午後8時30分

◇動画はYouTube 福島ニュース【福テレ】でご覧いただけます。

お便り募集!

テレポートプラスでは皆様からのお便りを募集しています!

過去の放送内容