福島県警察本部と金融機関が「特殊詐欺などの被害防止」へ協定

福島県警察本部と福島県内に本店を置く12の金融機関が特殊詐欺などの被害防止に向けた協定を結んだ。
締結式には福島県警察本部の森末治本部長や東邦銀行の佐藤稔頭取など県内の金融機関の代表が出席し、協定書を交わした。
福島県内では今年に入り4月までに64件の特殊詐欺被害が発生し、被害額は4億1000万円余りに上っている。
協定では警察が被害届などで把握した不正な口座情報を金融機関に提供し、金融機関は不審な取引きがあった場合に警察に情報を提供するなど、迅速な情報共有で特殊詐欺の被害防止や犯人の検挙につなげていく。