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"常磐もの"など3千点以上 年末年始商品の展示会 物価高の傾向 イクラは例年の2倍以上に高騰   

年末年始を彩る食材が集まった福島市の卸売市場。"物価高"と向き合うことになりそうだ。

これからの季節に欠かせない伊達巻や蒲鉾など県内外の商品がずらっと並んでいる。会場には、多くのバイヤーが訪れている。
"常磐もの"のフグやヒラメ、年始に欠かせない練りものなど3000点以上が揃った商品展示会。バイヤーは「年末が近いので良いもので美味しいものを安く提案できるようにしていきたいと思います」と話す。

"物価高"の傾向は、年末年始の商戦にも。漁獲量の減少もあり、例年の2倍以上の価格に高騰しているのが、海の宝石とも呼ばれる"イクラ"。
福島丸公の八巻純一さんは「世の中がいま値上げ値上げで大変な時代なんですけれども、それに負けないようにみんなで盛り上げていきましょうってことですね。福島産だったらヒラメだったり、アンコウだったり、ここでしか食べられないようなやつがあるので、ぜひそれを食べてもらいたいですね」と話した。

"物価高"を改めて感じる年末年始となりそうだ。