「お金が回りますように」正月の縁起物・風車づくりが最盛期 年明け初市の風物詩 福島・会津若松市
くるくると回る正月の縁起物・風車(かざぐるま)。福島県会津若松市の山田民芸工房では、今が風車づくりの最盛期。新年の初市までに約2000個を作る。
山田民芸工房の山田賢治さんは「ホームセンターで売っているようなあれ(のり)では粘りがないので、どうやってもはがれやすくなっちゃうので餅のりじゃないと」という。
色紙を貼り付ける為にもち米から作る「のり」。今年は主食用米の価格高騰からもち米を作る農家が減少し、もち米の価格は2倍から3倍ほど上昇。風車の販売価格も100円程度値上げする。山田さんは「売れたり売れなかったりという心配もありますけど、経済的にお金が回りますようにということで今仕事してます」と話す。
「元気に働き回り、お金の回りが良くなる」ように。風車には新たな一年への願いが込められている。
















