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防災大百科

流域に暮らす私たちが考える流域治水

<福島県で新年度から取り組みを本格化させる【田んぼダム】>
【田んぼダム】・・・田んぼの水を下流などに流す出口部分に、水の量をコントロールできる調整板を取り付けることで
一時的に雨水を貯留。ゆっくりと流すことで、水路や河川の急激な水位上昇を防ぐもの。

福島県内では、郡山市が2016年から導入していて現在・約36.1ヘクタールまで拡大している。
また農林水産省は、田んぼダムを2025年度までに現在の2.5倍にあたる10万ヘクタールまで増やす目標を掲げている。

その中で、福島県は新年度からこの取り組みを本格化させるために、市町村などと連携し普及を加速化させる方針を示した。

<ダムは目的に応じて大きく3つに分けられる>
1:貯めた水を農業や工業・生活用水などに活用する【利水ダム】
2:大雨が降った際などに水をため洪水を防ぐ【治水ダム】
3:その両方の機能を備えた【多目的ダム】

石川町にある『千五沢ダム』はこれまで【利水ダム】として使われてきたが【治水】の機能も加わり【多目的ダム】に変わろうとしている。


◇動画はYouTube 福島ニュース【福テレ】でご覧いただけます。

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