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残暑も涼しく...寺社に集う幽霊・妖怪の企画展 あやかしの世界に浸れるイベントも

あすにプラスになる話題をナビ―ゲートしてくれるのは福テレアナウンサーの幡谷さん。    
福島県磐梯町にある「磐梯山慧日寺資料館」では、企画展「会津妖怪かわら版~第三版~」が開催されている。3回目の開催となった2023年は「寺社に集う怪しい妖怪や幽霊」をテーマに、寺社に古くから伝わる掛け軸やパネルなど約30点が展示されている。

◆「方相氏」伊佐須美神社(会津美里町)・・・人気アニメ「鬼滅の刃」にこの「方相氏」に似ている鬼がいて、この方相氏をイメージしたのではないかといわれているそう。

◆「幽霊画掛軸」金性寺(南相馬市)月光寺(柳津町)・・・白岩館長によると、3年前に企画展を開いたときに、幽霊画コレクションで名高い金性寺(南相馬市)に伝わる掛け軸と、月光寺(柳津町)の掛け軸がそっくりなことを発見したという。この掛け軸を所蔵する南相馬市にある金性寺の住職・原啓寿さんは「お寺は休館状態ですが、幽霊さん(掛け軸)が頑張って全国に飛び回って金性寺という存在を保ち続けてくださった。幽霊は怖いだけではなくて、何かしら人の心を落ち着かせるものがある魂なんだと思った」と話す。

そして、子どもが楽しめる企画もある。「妖怪探偵団」と題して、ヒントを手掛かりに資料館に潜む妖怪を4体見つけると、妖怪シールがもらえる。また「AR企画」ではスマートフォンでQRコードを読み取り妖怪をスキャンすると、妖怪画が音楽と共に動く。さらに、フォトスポットではQRコードを読み取り幽霊や妖怪フレームをダウンロードして一緒に記念撮影もできる。

企画展に合わせイベントも予定されている。9月16日には、ちょっと怖いお話し会「あやかしミーティング」を開催する。
◇9月16日(土)午後6時~定員:40人(要予約)参加費:300円
講師は、福島県会津美里町在住の中学3年生・関本創さん。妖怪博士として評判を呼び、妖怪に関わる著書を多数出版。そんな関本さんが、妖怪の基礎知識を紹介する。館内には関本さんのコーナーもあり、この企画展のために描いた会津の妖怪パネルが展示されている。


企画展「会津妖怪かわら版~第三版~」
【開催日】2023年7月22日(土)~9月24日(日)
【会場】磐梯山慧日寺資料館企画展示室
【入館料】一般・大学生500円 高校生以下無料
【入館時間】午前9時~午後5時(最終入館は午後4時30分)

◇動画はYouTube 福島ニュース【福テレ】でご覧いただけます。

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