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アナこれ!

鋭い嗅覚が武器 災害現場で人命を救う「災害救助犬」

福テレアナウンサーが「これだ!」と思った話題を伝える「アナこれ!」
今回は古賀さんが、2020年11月に発足した「NPO 法人サーチドッグ福島」を取材。
ここでは「災害救助犬」を育成していて、災害がおきた時には一緒に現場に駆けつける。災害救助犬の能力に迫った。

◇【動画で見る】鋭い嗅覚が武器 災害現場で人命を救う「災害救助犬」

捜索には鼻を使う

「人間には見えていない生存者」を探し出すのが災害救助犬の役割。一体どうやって捜索しているのか?手がかりは、人が吐く息に含まれる二酸化炭素と肌から落ちる「ラフト」というたんぱく質のにおい。優れた嗅覚をいかして「動かない手がかりの発生源」を突き止め、行方不明者を探し出す。
サーチドッグ福島の西坂直樹さんは「一番大事なのは、生きているけれど動けない人を探し出すということ。救助犬が糸口になって、突破口になる可能性がある」と話す。

2~3年かけ災害救助犬に

ただ、災害救助犬になるのは簡単ではありません。訓練を積んで試験に合格する必要がある。「大体2年から3年くらいほぼ毎日、訓練の刷り込みをして、人の左側について歩くことや障害物があっても怖がらないことなど、初歩的な訓練を繰り返し行す」と西坂さんはいう。ポイントは、褒めて訓練を大好きにさせることだそう。

災害現場以外でも

サーチドッグ福島の一番の役割は災害現場での活動だが、西坂さんは「地域密着型」の活動にも力を入れたいと考えている。「福島県は、例えばキノコ採りとか山菜採りで行方不明なる事案がよくある。そんな時に、救助犬に頼られるよう出来るだけ地元に協力できればなと」と話した。

すべては尊い命を救うために。これからも訓練を重ねていく。

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