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もっと!ぐっと!

思い出と一緒に未来へ歩みを進める町《もっと!ぐっと!双葉町》

福島県浜通りの、ほぼ中央に位置する双葉町は、阿武隈山系と太平洋に抱かれた自然豊かな町。東日本大震災と原発事故からの復興が進む町には、古きよきものと新しいものが共存したワクワクがあった。商業そして新たな住みよい街づくりが進むJR双葉駅前を散策してきた。

◇【動画で見る】町民イチオシのボリューム満点サンド 復興進む町を散策

街なかを彩るウォールアート

双葉町を壁画アートで盛りあげようと、2020年からスタートしたフタバアートディストリクト。車のバックミラーに映る過去と、フロントガラスに映る現在の双葉町の景色で、時の変化を表現した「バックトゥザフタバ」という作品や、双葉町の伝統行事・ダルマ市の巨大ダルマ引きをモチーフにした「だるまさんがすすんだッ」など、それぞれに双葉町への熱い思いが込められた絵が、町のさまざまな場所に描かれている。カラフルで大迫力な作品を眺めながら、街歩きを楽しむのもオススメだ。

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歴史ある建物が交流スペースに

地域の交流施設への改修工事が進められていた建物。ここは1922年頃に建てられ、長年双葉町民に親しまれてきた旧三宮堂田中医院診療所。木造2階建ての洋風建築で、2022年に双葉町で初めて国の有形文化財に登録された。
昔のままの雰囲気を残し改修が進む施設では、地元の人や双葉町を訪れた人が住民目線で様々な活動をしていく場所になるという。新たな交流スペースの利用開始は、2024年の夏頃を予定している。

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双葉町民 思い出の味

双葉町産業交流センターで営業をする「ペンギン」は、1983年にJR双葉駅前で現在のマネージャー山本敦子さんの母・岑子さんが始めたファストフード店。2020年10月に、双葉町の飲食店として初めて地元で営業を再開した。
そんなペンギンの看板メニューが、当時 地元の高校生たちの要望にこたえ開発した、ボリューム満点のスペシャルサンド。
◇スペシャルサンド(カツ) 650円
◇スペシャル(フィッシュ) 550円
厚みのあるパンに、白身魚のフライやカツ、さらに新鮮なキャベツ。オリジナルソースとタルタルソースとともにサンドしたメニュー。

また、創業当時から「ペンギンのソフト」と双葉町の人達に親しまれてきたソフトクリームもぜひ味わってほしい一品。リニューアルするときも、その味を復活させるべく当時と同じソフトクリームミックスを探して、馴染みのある味にたどり着いたという。
《ペンギン》双葉町大字中野字高田1-1
【営業時間】午前10:00~午後4:00(L.O 午後3:30)
【定休日】第1・3・5木曜日 第2・4土曜日 毎週日曜日

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思い出の服や着物をリメイク

ひなた工房双葉は、長野県に本社を構えるワイシャツを中心としたアパレルメーカー「フレックスジャパン」が、衣料品の再生とオーダーシャツ生産の新たな拠点として2023年に設立。
着物をパーカーやカバンにリメイクしたり、ウエディングドレスをリメイクしてぬいぐるみに着せたり、持ち主と相談をしながら愛着ある衣料品を別な形に生まれ変わらせている。他にも、ユニフォームや学生服など、思い出の服を形を変えて残すことができる。
また、子どもが描いた絵を刺繍してくれる商品もあり、ランチョンマットやトートバッグ、ハンカチ、チャームなどに作り変えてくれる。成長の記録やプレゼントにもオススメだ。
《ひなた工房双葉》双葉町大字中野字舘ノ内35-1
【営業時間】午前10:00~午後5:00
【定休日】日曜日・月曜日
◇ぬい服男の子・ウエディング 2万8500円 女の子・ウエディング 2万7000円
◇着物リメイクバッグ 9900円
◇クッションカバー 3960円
◇トート 9900円
◇和風Parker弐 2万2000円

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