テレビ番組テレポートプラス

福スポe

イベントを支える人材育成『eスポーツビジネス科』とは? "好き"を仕事に 実践形式で学ぶ現場へ

1999年、福島県郡山市に開校した国際アート&デザイン大学校。教育指針は「実践力×現場力×指導力=夢実現」。CGや音響、イラストなどのクリエイター分野にトリマーなどを目指すペット分野まで。現場での経験を重点的に学べる専門学校だ。ここに1年生から3年生まで21人が在籍する『eスポーツビジネス科』がある。新世代スポーツ・eスポーツの世界で働くことを夢見る学生たちに迫る。

実践形式の授業でスキルアップ

eスポーツビジネス科では、一年の授業の約4分の1をイベント運営や企画にあて、eスポーツイベントを支えるための経験値を高めている。
国際アート&デザインの大内優輝さんは「実際のeスポーツイベントを想定した授業になっていて、最初から設営・運営・企画というものを、参加者を第一に考えてやっている」と説明する。
日本最大の格闘ゲームの祭典「EVOJAPAN」などにも、毎年スタッフとして参加している。

vlcsnap-2026-03-18-13h59m31s742.jpg

「スキ」を仕事にするため学び続ける学生たちのため、卒業後の就職先や進路についても相談に応じている。
卒業生でもある大内さんは「プロゲーマ―になれなかったときに、ただゲームがうまいだけの大人になってほしくないという思いがある。社会に役立つようなビジネスマナーやコミュニケーション能力、PCスキルを学ぶ授業構成を組んでいる」と話す。

vlcsnap-2026-03-18-14h06m08s245.jpg

学生の活躍に期待

学生たちに寄り添うのが、多才な先生たち。3つの学科を受け持つ学科長の渡邊惇基さんは、イラストレーターとしても活動し、Xのフォロワー数は1万2000人超え。また、eスポーツの全国大会にも出場経験がある実力者だ。
「もちろん学生たちには今後、福島県内で大きいイベントをやってほしいという思いもある。福島で学んだことを、いろいろな土地にもっていって、全国で活躍できるような人材を育てていきたい」と渡邊さんはいう。

福島から全国、そして世界へ。eスポーツを「支えたい」という熱い思いに溢れるのが福島市出身の菅野太輝さん。eスポーツに惹かれて入学を決め、いつしか「運営スタッフ」に憧れを持つように。目標は叶いこの4月からeスポーツの運営会社で働くことになった。
菅野さんは「実践経験を積めた。みんな見ている部分が一緒だったり趣味が一緒だったりというのがあるので、和気あいあいとイベントができた」と学生生活を振り返った。

vlcsnap-2026-03-18-14h01m03s115.jpg

夢に向かって

学生たちは毎月、イベントを開催している。東北初のeスポーツスタジアムには、音響や配線、パソコンなどの細かい設営もテキパキと、黙々と準備を進める学生の姿があった。
この日、卒業生の菅野さんも最後の手伝いに来ていた。後輩への指示も飛び交い、開始から約1時間半で設営完了。この景色が、菅野さんにとって宝物だという。
「社会人になっても地道に自分のレベルを上げていって、新しいスキルを覚えたりとか、新しい街に出かけて新しいボスを倒したりとか、楽しみ方ができればいいかなと思います」と菅野さんは話した。

vlcsnap-2026-03-18-14h01m36s239.jpg

菅野さんの出番はここまで、本番は後輩に託された。
東北トップレベルのこの対戦会には、福島県の内外から約40人が参加した。
開始早々、トーナメント表の名簿が消えてしまうトラブルが発生したが、こういう時こそ冷静に対処。事なきを得た。
2年生の杉山莉唯さんは「みんなで一個のものを作って、参加者が笑ってくれているのを見るとやりがいを感じる」と語る。

『eスポーツビジネス科』には、eスポーツと全力で向き合い、目標の実現へひたむきに努力する姿があった。

vlcsnap-2026-03-18-14h02m23s353.jpg

お便り募集!

テレポートプラスでは皆様からのお便りを募集しています!

過去の放送内容

  • 空ネット 肥料にも中東情勢緊迫...
  • 福スポe イベントを支える人材...
  • 空ネット 春は別れの季節......
  • 特集 生まれた軋轢...地...
  • 空ネット 引っ越しシーズン到来...
  • 空ネット 第2回福島市桜開花予...
  • 空ネット ガソリン・灯油価格が...
  • 空ネット みんなが感じる復興と...
  • 特集 私にも責任が...妻...
  • 特集 ある家族の15年 原...