テレビ番組サタふく

【こおりやまnote】#5 タイと郡山市の関係は?

郡山市とタイの関係が深まっています。インターン生が働く様子や、老舗食品メーカーが輸出する取り組みを紹介します。

ホテルでインターン生が活躍

ふくしま・磐梯熱海温泉のホテル華の湯では、タイのランシット大学からピヤダー・ルアンタイさんとブンシリ・トンローンさんの2人がインターンシップとして働いています。郡山市はランシット大学と2024年から産業や教育、人材育成の分野などで連携交流を始め、2人は今年8月からインターンとして来日しました。
アニメなどをきっかけに日本に興味を持ったという2人。「仕事で分からないことがあっても教えてくれて嬉しいです」と話します。郡山での生活では開成山公園に行って写真を撮ったり、地元のブラックラーメンを味わったりしているとのこと。
ホテル華の湯の岡部瑛文さんは「日本人顔負けの元気な笑顔でお客様に対応していただいています。仕事の覚えも早く、丁寧で、むしろこちらが勉強させていただいています」と2人の働きぶりを評価しています。
将来については「機会があれば戻りたい」「観光の仕事が好きなので働きたい」と意欲を見せていました。


<ふくしま・磐梯熱海温泉 ホテル華の湯>
【住所】郡山市熱海町熱海5-8-60
【電話】024-984ー2222

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漬物をタイへ

1933年に郡山で創業した老舗食品メーカー・小田原屋。漬物や食べるオリーブオイルなどの調味料を製造販売しています。ヨーロッパやアメリカへの出荷実績があり、郡山市の支援もあって2024年からはタイへの出荷も始めました。
小田原屋の芝田机太郎社長によると、冷凍で出荷する「べったら漬け」は特に人気で、「甘いお漬け物というのがタイの人たちにも評価されていて、新しい食感として受け入れられている」といいます。
「食べるオリーブオイル」も人気商品。タイ人にも馴染み深いニンニクベースのこの調味料を、タイからのインターン生に試食してもらうと「美味しい」「タイにはこの味はない」と好評でした。べったら漬けは「焼肉と一緒に食べたい」という声も。
タイへは現在、ホテルの最上階にある鉄板焼き店などで業務用として提供されています。芝田社長は「2026年1月にタイでの試食販売を予定しており、タイの一般小売市場も開拓していきたい」と話しています。


<小田原屋>
【住所】郡山市富久山町久保田字郷花4-20
【電話】024-943-0300

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