積雪で...磐梯吾妻スカイラインが再び通行止め 多くの車が引き返す 除雪が完了5月1日から通行止め解除へ
4月30日は福島県内各地で晴れ間がのぞき、吾妻小富士の雪うさぎもきれいに見えた。その吾妻連峰を縫うように走る磐梯吾妻スカイライン。25日に開通したばかりだったが、29日からの雪で30日再び通行止めとなった。
磐梯吾妻スカイラインの旧高湯ゲート前。30日は朝から通行止めになっているが、200台以上の車がここで引き返したということだ。
午後3時を過ぎても引き返す車が...栃木県から来た人は「(通行止めはどこで知りましたか?)朝来て看板見て警備員さんに言われて初めて気づきました」と話す。東京から訪れた人は「ちょっと衝撃ですね。てっきりこの麓はすごく暖かくて通れるものだと思っていたのでびっくりです」と話す。
高湯温泉と土湯峠を結ぶ、全長28.7kmの磐梯吾妻スカイライン。積雪によるスリップなどのおそれがあることから、福島県は午前8時から終日全面通行止めにすると発表した。
中間地点にある標高1600m地点の浄土平。29日はごうごうと風が鳴るなか雪が舞い、道路の積雪は多い所で3センチになった。
しかし、心配された通行止めの期間だが、福島県は除雪作業が終わり路面の凍結がないことが確認できたことから、5月1日午前8時から通行止めを解除することにしている。