ニュース

夏休み明け心の不調にも注意を ミスや怒りっぽくなるなど変化を見逃さないで 無理せず休むことも大切

続く猛暑に加え、お盆や夏休みといった長い休暇が開けたあとは「心の不調」にも注意が必要だ。

■医療・福祉関係者が心の不調を学ぶ

福島県いわき市の「総合保健福祉センター」で開かれたのは、心の不調や病気のサインに気づくための「心のサポーター養成研修」。医療・福祉関係者など約100人が参加した。
いわき市保健所・保健技師の奥村彩佳さんは「夏休みの明けの学生には、学校生活に慣れていくのが大変で悩んでいるという方もいらっしゃると思う」と語る。

参加者は「仕事が息詰まる時はあります。家族で話し合うのも良いかなと思いました」と話した。

■変化に気づいたら無理せずに

「めまい」「眠れない」など自分で気づける変化のほか、ミスや物忘れが多い、怒りっぽくなるなど、周りから見えるポイントもある。ちょっとした変化に気づいたら無理せず休むことも大事だという。
いわき市保健所の奥村彩佳さんは「我慢してしまうと、反動でさらにつらくなってしまうこともあるので、まずは少しでも疲れを感じたら、自分で抱え込まないってことが大切」と話した。