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郡山駅前のイルミネーション 5日からの点灯を前に準備進む 街灯を守る商店街 街の中心部に賑わいを

今年も街を明るく照らすイルミネーションの季節がやってきた。福島県郡山市のJR郡山駅前でも着々と準備が進んでいる。

■点灯式を前に準備が着々と
冬の駅前を照らすイルミネーション...七色のライトが華やかに光り輝き、行き交う人々を幻想的な世界へ誘う。
2006年から始まった郡山駅前のイルミネーション。12月5日に点灯式が行われる予定で、この日は約40人で電球の取り付け作業が行われた。

郡山電設業者協議会・國津一洋会長は「やっぱりやらなきゃ(まちが)寂しいよね。より人が集まるような空間をつくるお手伝いができれば、我々だけじゃなくていろいろな人にそういう風な恩恵がくるんだと信じてます」と話す。

今年は、2024年よりも1万球多い46万球の灯りが駅前を彩る。

■商店街の賑わいは街灯とともに
一方...年末年始、人出が増える季節。にぎわう街中を照らしてくれるのが街灯だ。
"なかまち夢通り"の愛称で親しまれる郡山市中央商店街。通りにある25基の街灯は、商店街が管理している。郡山市中央商店街振興組合・今泉善美さんは「できてから20年ぐらいたってますね」という。

電気代や設置費用の一部は、市の補助金を活用しているが、スピーカーや電源盤の修理費用などは、組合が捻出している。かつては100以上の事業社が加盟していた中央商店街だが、現在は80ほどで、減少傾向が続いている。それでも...郡山市中央商店街振興組合の今泉さんは「街灯があって、やっぱり商店街も良い意味のイメージアップになったというか、いろいろメンテナンスしながらやらなくちゃいけないのかなって時期にはかかってきてますので、それも行いながらまたさらに(街中が)輝ければ良いかと思います」と話す。

街灯とともに、これからも街の賑わいを見守り続ける。