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防災大百科

忘れない それでもこの地で 生きていく

令和元年東日本台風から2年 課題と教訓について考える。
■被災で住民が転出 地域防災の維持が難しく...福島県本宮市
東日本台風で阿武隈川が氾濫し甚大な被害を受けた本宮市。1000棟を超える住宅が浸水し、7人が犠牲となった。
当時、舘町地区では台風の接近前に町内を回り避難を呼びかけた結果、幸い地区の住民は全員が無事だった。
素早い避難行動につながったのが6年前に立ち上げた地区の自主防災組織。
町内会で班を作り、年に1度避難訓練を行い、住民が連携しながら災害に備えてきた。
しかし・・・被災後、水害のリスクなどを懸念し、地区から離れる人が相次いだ。
想定を超える水害が再び起きた時、どう命を守るか?
防災組織の新たな班編成を急ぎ、地域、そして住民のつながりが失われないよう模索している。

■東日本台風で被災 重い障がいを持った子どもと避難したのは車 避難所避難にためらい
東京大学大学院客員教授で防災マイスターの松尾一郎さんが取材したいわき市の『どりーむず』
重い障がいを持つ子どもたちを受け入れるデイサービス施設。
理事長の笠間真紀さんは東日本台風で自宅が浸水。重い障がいを持った息子と避難したのは車の中。
そんな経験と教訓から障がいを持った子どもたちの命を災害から守るため始めた取り組みを紹介。


◇動画はYouTube 福島ニュース【福テレ】でご覧いただけます。

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