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町への愛がぎゅっと詰まったカフェ「liebetable」で香りを楽しむ《もっと!ぐっと!楢葉町》

楢葉町といえば「ゆず」。その爽やかな香りと風味を楽しめるカフェレストラン「liebetable(リーベテーブル)」が2025年10月にオープン。「liebe」はドイツ語で「愛」を意味し、その名の通り楢葉町への愛がぎゅっと詰まった料理とスイーツを提供している。
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地域みんなでつくった交流拠点
リーベテーブルがあるのは、楢葉町の地域交流拠点「KOUEN)」の一角。もともと空き倉庫だった場所をリノベーションし、2025年10月22日にオープンしたばかりの新しいスポットだ。
特筆すべきは、お店をオープンするにあたりクラウドファンディングで資金を募ったこと。支援者は300人以上に上り、店内には支援者の名前が飾られ、「地域みんなで作った場所」という温かさが感じられる。
代表の横須賀直生さんは店名について「リーベはドイツ語で愛という意味。楢葉の食材や楢葉の魅力をテーブルにたくさん並べられるように」と名付けた思いを語った。

楢葉町産食材とハーブを活かした絶品料理
メインが選べるランチから、「サルシッチャと楢葉町産小松菜のゆずペペロンチーノ」(ランチセット1500円・前菜盛り合わせ+スープ付き)をいただいた。イタリアンソーセージ「サルシッチャ」には楢葉町産のローズマリーが使われている。
店内には楢葉町の「NARA-ROMA(ナラーロマ)」プロジェクト(香りを軸に楢葉町の魅力を発信)の商品も販売。ゆずやハーブを使ったノンアルコールドリンクや「ゆずハーブソルト」などが人気を集めている。

元菓子店の技が光る「ボタニカルケーキ」
元々菓子店だったという経験を活かし、カフェメニューも充実。楢葉町産かぼちゃやさつまいもを使ったプリンやケーキなども提供している。
店イチオシは、特製「ボタニカルケーキ」(480円)。上層にはハーブ入りクリームチーズ、下層にはベイクドチーズケーキが重なった二層構造の贅沢スイーツだ。
横須賀さんは「町内の方々にもたくさん来ていただきたいですし、町外の方にも来ていただいて、また楢葉に行きたいと思っていただけるようなお店にしていきたい」と今後の展望を語った。
暖かさとこだわり、そして楢葉町への愛がぎゅっと詰まったカフェレストラン。地元民にも観光客にも人気のスポットとなりそうだ。

<liebetable(リーベテーブル)>
楢葉町井出浄光東27-101 地域交流拠点「KOUEN」内
【営業時間】ランチ 午前11:00~午後3:00/ディナー 午後5:30~午後10:00 ※日曜日は午後8:00まで
【定休日】月曜日 第2・4日曜日

























