松川駅に降り立った野村さん。今回はプライベートでも訪れたことがある麺処「あんかつ」へ行く予定でしたが、昼時ということもあり時間をずらすことに。松川町を散策していると、子どもたちの姿が。声をかけてみると、2025年4月に開校したばかりの松陵義務教育学校の生徒たちでした。福島市松川町の3つの小学校（松川小・金谷川小・下川崎小）と中学校（松陵中）を統合した9年間一貫の義務教育学校で、この日は校外学習で松川町のお店を巡っているとのこと。

和洋菓子店「美ずはら」へ

児童・生徒たちと一緒に訪れたのは、和菓子と洋菓子のお店「美ずはら」。子どもたちは地元「松川町」の人・物・自然・伝統・歴史・文化などを学ぶ「まつかわ学」の一環として、お店の方にインタビューをしていました。
お店の方からは、創業当初からあるというおすすめ商品「でっかいシュー（1600円）」の紹介も。通常サイズのシュークリーム「吉日大安シュー（170円）」の約10倍の大きさがあり、パーティーメニューとして人気だそうです。昔は販売価格が700円だったそうですが、物価の上昇で現在は価格が上がっているとのこと。
「でっかいシュー」以外にもユニークな商品があり、「バター中華（170円）」という謎の菓子についても教えてもらいました。中華料理ではなく、バターとあんこを挟んだどら焼きのような和菓子だそうです。

＜和洋菓子 美ずはら＞福島市松川町鼓ヶ岡36-2
TEL：024-567-5260
【営業時間】8:30～18:30
【定休日】第1・第3木曜日
※でっかいシューは数量限定販売、大量購入される場合は要電話予約

松川町の宝は若い力

子どもたちがお店の方に「松川町は少子化とかで変わりましたが、今の私たちにできることはありますか？」と質問すると、「皆さんの存在自体がもうありがたい」「松川の宝」だと答えていました。
店員さんの好意で、インタビューの後はみんなで「でっかいシュー」を試食。クリームをすくってほおばる生徒たちの楽しそうな様子が印象的でした。

次回も引き続き松川駅編。野村さんが人気メニュー「辛いまぜそば」をいただきます。お楽しみに！