真夏日に過去最多のランナーが疾走 ふくしまシティハーフマラソン ゲストの川内優輝選手が市長訪問 福島
5月18日、福島市は"熱気"に包まれた。過去最多のランナーがコースをカラフルに染めた「ふくしまシティーハーフマラソン」、今回で3回目を迎え初夏の"風物詩"になりつつある。
午前7時過ぎ、福島市の誠電社WINDYスタジアムには大勢のランナーが集まっていた。
出場者は「きょう初めてなんですけど、すごいワクワクしてます。目標は完走です」と話し、恐竜の被り物で出場する人も「雨降るとこれ大変弱いので、恐竜弱っちゃうので晴れてよかったです」と話す。
ゲストにはアテネ五輪・女子マラソン金メダリストの野口みずきさんも。「みなさん、おはようございます。みー坊こと、野口みずきです」
そして...号砲。3回目を迎えた今回出場したランナーは過去最多の4653人!コースとなった道路が選手のユニホームでカラフルに彩られた。
「YMCA~♪」「がんばれーがんばれー」沿道では、約3000人が応援で"おもてなし"。選手は福島の食も満喫していた。
今シーズン初めて真夏日となった5月18日の福島市。水分補給を心掛けながら、初夏の福島市を駆け抜けた。それでも熱中症の疑いで8人が搬送された。
男子ハーフ1位の出場者は「最初は暑すぎてどうなるかと思ったんですけど、冷静に冷静に後半勝負で上げていくことができたので、1位でゴール出来て安心してます」と話した。
口コミで高い評価を得るふくしまシティハーフマラソン。福島市の風物詩になりつつある。
翌19日は、ゲストとして走ったプロランナーの川内優輝選手が、福島市の木幡市長を訪問。年々増す盛り上がりを実感していた。
また、福島の果物を使ったフルーツジュースを、おもてなしとして置いてはどうかと、意見交換もしたそうだ。
来年も特色溢れる大会が楽しみだ。