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「長床」の大イチョウ 15日からのライトアップが中止に 近くでクマの目撃情報 福島・喜多方市 

福島県喜多方市にある長床の大イチョウのライトアップは、近くでクマの目撃情報があったことから中止となった。

長床の大イチョウは全体的に黄色く色づきが進んでいる。まもなく見頃を迎えようとする中、ここから約500m離れたところでクマの目撃情報が寄せられたという。
喜多方市にあり国の重要文化財に指定されている新宮熊野神社・「長床」の大イチョウは、毎年紅葉の見頃に合わせてライトアップが行われている。

今年は11月15日から24日までライトアップを予定していたが、12日午後6時頃に大イチョウのある慶徳町新宮地区でクマ2頭の目撃情報があったことから、参拝者の安全確保を理由に中止となった。
参拝に来た女性は「凄い残念です。クマも可愛そうだし人間も可愛そうだと思いますけど。なかなかうまく行かないですね」と話す。

長床などを管理する保存会によると、ライトアップは中止になったが、日中の参拝は可能とする方針で協議を進めているということだ。